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食情報
<第9号>より


 食品不祥事によるイメージダウン、対応の良し悪しが大きく影響 2月8日22時23分配信 nikkei TRENDYnet

ヤフーバリューインサイトは2月8日、食品関連不祥事を起こした企業に対する意識調査の結果を発表した。

それによると、不祥事が発覚する前後の企業/ブランドイメージの変化度合いは、不祥事対応の良し悪しが大きく影響することがわかった。 調査対象とした企業のうち、「崎陽軒」と「マクドナルド」、「石屋製菓」(「白い恋人」の製造元)の評価は-2ポイントから-4ポイント前後にとどまり、ネガティブな印象が少ない。一方「船場吉兆」と「ミートホープ」は-7ポイントから-8ポイント前後と印象が悪く、誠実/迅速に対応した方が好感を得られやすいと考えられる。 「情報の開示内容/開示レベル」「不祥事発生後の対策の内容」「不祥事発生後の対策の実行スピード」「謝罪内容」「謝罪態度」「謝罪のタイミング」の6項目について印象を訪ねたところ、各企業はそれぞれの全項目がほぼ同じ評価となった。このことから、消費者は不祥事に関する詳細な項目を個別評価せず、不祥事後の対応全体から総合的に判断しているとヤフーバリューインサイトは分析する。 食品の衛生や品質管理、表示などで最も重視する項目は、「衛生管理」が7.6ポイントで最も高く、以下「ブランド名偽装の有無」「賞味/消費期限偽装の有無」「産地偽装の有無」がそれぞれ6.4ポイント、「原料/成分表示偽装の有無」が6.1ポイントで続いた。 調査は、中学生を除いた15歳以上の消費者にオンラインアンケートを実施した。

 有効回答者数は400人。調査対象企業は、「ミートホープ」「船場吉兆」「赤福」「比内鶏」「崎陽軒」「マクドナルド」「石屋製菓」の7社。