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【RASシステムでのエクセル機能を使うには?】
RASシステムには多くのシートがあります。「配合画面シート」「規格書シート」「情報シート」「コストシート」「栄養計算シート」などがあります。さらに追加シートを付加していれば、これらのシートがRASシステムの中で、一括で処理されます。
ところで、これらのシートは、すべてエクセルシートですから、使用する人によっては、「計算式を挿入したい」「印刷書式をきれいにしたい」といったような要望をもたれる方も多くいらっしゃると思います。
今回は、これらの処理をする上でのルールや、活用について説明します。

1.セルに計算式を挿入する場合
どのシートにも、新しいセルに式や値を挿入することは可能です。ただし、RASで使用しているセル(多くは、罫線に囲まれているセル)には、書き込みができません。一度書き込んだ式や値は、新たに別の製品配合ファイルを読み込んでも消えることはありませんが、ただし、RASをアップデートした場合には、これらの式や値は消去され(デフォルトの状態になります)、再度入力する必要があります。
逆に、操作中にシートの内容を間違って消去してしまった場合などは、アップデートを実施することによりデフォルトの状態に戻すことができます。
複雑な計算や、多くのセルを追加したいような場合には、別に自由なエクセルシートを作成し、RASの中に取り込むことをお奨めします。新たに作成するシート内において、RASシステム内のシートにあるセルを参照する式を挿入する場合には、新しいシートをRAS内に取り込んでから、セルに式を挿入するようお奨めします。(ブック間の参照を行うと、立ち上げ時にセル参照に関するのコメントが常に出るようになります)

2.書式を変更する場合
どのシートも、シートの書式を変更することは可能です。ただし、行や列の追加・削除は絶対に行わないでください
この設定は、1.と同様に、一度設定した書式は、新たに別の製品配合ファイルを読み込んでも消えることはありませんが、ただし、RASをアップデートした場合には、これらの設定は消去され(デフォルトの状態になります)、再度設定する必要があります。

3.製品規格書シートの書式について
製品規格書はデータ量が多く見えにくいケースが多くあります。また、製品によって書式を変更したいようなこともままあるかと思います。
そこで、RASシステムでは、規格書シートの書式の中で、「行または列の表示・非表示」「行または列の幅」については、製品毎に設定ができるようになっています。製品毎に見やすい書式を設定してみてください。