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【原材料費試算の手順】

RASシステムの資材台帳に単価や収率を入力することにより、製品の単価を簡単に表示できることは、RASを導入されている企業の皆様は既にご存じのことと思います。今回は、さらに、それらのコストや収率を変動させたときに、製品にどれくらい影響するものか、を簡単に計算できる方法をご紹介します。その手順を説明しましょう。

1.計算したい製品の配合ファイルを呼び出す
まず、RASを稼働させ、配合画面に進みます。ここで「計算してみたい製品の配合ファイル」を呼び出します。ここでは、「ファイル」から直接選択する方法、「商品コード」を入力する方法、「商品台帳」から選択する方法の3種がありますが、どの方法でも構いません。

2.単価や収率を変動させたい原料を選ぶ
メニュー画面に原料および配合率等が表示されているはずですが、この中から、単価や収率を変動させたい原料の、「コード」列(例えば、部材1のものであれば、一番左の列)をダブルクリックします。するとダブルクリックしたセルが青色に変わり、同時に「原料情報」のフォーム画面が表示されます。

3.単価や収率を変更してみる
「原料情報」フォームでは、原料名、原料コード、メーカー名、単価、収率などの原料に関する情報が一覧することができます。
この画面の項目の中で、「単価」「収率」「前処理収率」のみは入力することができるようになっています。これらの数字をいろいろ変更することによって、製品の原料コストを計算できる仕組みになっています。「単価」「収率」「前処理収率」の変更が終わったら(もちろん変更しないものがあっても構いません)、「原料情報」フォームの「修正」ボタンを使用し、フォームを閉じます。

4.製品の試しコストを計算する
もとのメニュー画面にある、「材料費の計算」ボタンを押します。先ほど「原料情報」フォームで変更した数値を基に、製品の原料コストが瞬時に計算されます。

是非一度試した見てください。

※変更は台帳には反映されません
「原料情報」フォームでデータを変更しても原料規格者および資材台帳は変更されません。台帳に登録されている単価等を変更する場合には、「資材台帳」の画面から変更を実施してください。
「原料情報」フォームでのデータ変更は、あくまで試算をするために使用できるようになっています。