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【RAS専用検索ソフト(RAS_search)の辞書機能を活用しよう】
RAS_searchを用いれば、RASに登録されているデータを効率よく検索を行うことができるのは、既にご存じかと思います。
RASのバージョン4.40において、RAS_searchに付属している辞書機能を使い、より便利になった検索機能を説明します。

便利な機能とは、例えば「アメリカ」をいう国名を探索しようとする場合、実際の規格書には「米国」や「USA」とった表現がされているケースもあります。この場合に、「アメリカ」を標準表記として、「米国」や「USA」を同義語として登録しておけば、「アメリカ」を検索する場合、同時に「米国」や「USA」も検索できる機能です。
同様に「とり肉」を標準表記とし、「鶏肉」「トリ」「鳥肉」などを同義語として登録し、いっぺんにこれらの言葉を検索することができます。

これらの機能により緊急時など、素早く、漏れを少なく検索することが可能になります。

1.RAS_searchのシートに同義語を登録する
RAS_searchを開くと、エクセル画面下部のシートを選択する部分の「dic」をクリックし、辞書シートをアクティブにします。
このシートのA列は、言語の分類名ですから、自由にお使いください。
B列には、「標準記載名」を記入します。上の例では「アメリカ」や「とり肉」を標準記載名としています。
C列以降は、「同義語」を記入します。上の例では標準記載名「アメリカ」に対して、「米国」や「USA」を同義語としています。
同義語は20個まで、登録できます。

2.辞書機能を使用できるのは、「特殊検索」の時のみです
辞書機能を使用する場合には、「特殊検索」を使用してください。
RAS_searchにある「records」シートにある「検索条件設定」ボタンをクリックし、条件設定フォームの「特殊検索」のチェックボタンをクリック(オン)すると、その右にある「同義語辞書を使用する」にチェック(オン)を入れれば、辞書機能を使用して、検索を行うことができます。
後は通常の検索を行うときと同じ操作です。
※通常の操作の詳細については、こちらをご覧ください

.検索した結果は、「名前を付けて保存」しよう
検索を実行すると、該当するデータが存在する場合には、RAS_searchのシート上にそれらのファイルデータが記録されます。
多くのデータを検索するには、時間がかかりますので、同じ検索をその度毎に実行することは無駄です。一度検索を実行し、再度これらを利用する可能性のあるものは、RAS_search のファイルそのものを「名前を付けて保存」しておくことをお奨めします。ただし、保存する名前をRAS_search にすると、次回RAS_searchを呼び出したときに、呼び出し時点では、データが表示されていますが、新たな検索を実行すると表示されていたデータは、消去されてしまいます。必ずRAS_search以外の名前を付けて保存するようにしましょう。
また、当然新しいデータを追加した後は、検索結果も変わりますので、注意が必要です。